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カウンセラー紹介
Yuri`s Couple Counseling
運営者 夫婦関係修復カウンセラー/公認心理師 Yuri
神奈川県出身
夫と子供2人の4人家族
趣味:旅行/海外ドラマ/推理小説/漫画/パン作り
経歴
私自身、機能不全家族の中で育ったという経験から
家庭内の問題に興味を持ち、臨床心理学を学べる大学に進学。
幅広く夫婦や家族の問題に関わりたいと思い、
夫婦の問題解決を専門とする団体に就職しました。
確かにたくさんの夫婦や家族に関わることはできましたが
- 1組1組にじっくりと関わることができず、広く浅い支援になりがち。
- 出会ったときには問題が深刻化していることが多く、できることが限られている。
- 団体の一職員なので、個別に支援内容を工夫するなど、自由に行動できない。
- アフターフォローが十分にできない。
など、思ったような支援ができず、もどかしい毎日を送るようになりました。
もっと早い段階から、悩みを抱える方一人ひとりにじっくりと寄り添い
夫婦や家庭内の問題改善に向けて全力でサポートしたい。
そのような思いから、2021年に当サービスを立ち上げ
全国にいる夫婦関係や家庭問題に悩む人々への支援を開始しました。
メッセージ
はじめまして。
この度は、当HPに訪問してくださり、ありがとうございます。
少しでも興味を持っていただけたのであれば、これほどうれしいことはございません。
これも何かのご縁ですので、あと少しお付き合いいただければ幸いです。
機能不全家族の中で育つということ
先ほどお話したとおり、私自身、父母が不仲である家庭で育ったため
幼少期は常に緊張感のある毎日を過ごしてきました。
家庭内において、父母の会話はほぼなく、子どもである私や兄弟が伝書鳩のように双方の間を取り持っていました。
父母どちらかと一緒に過ごすときは、必ずと言っていいほど、相手の愚痴を聞いていたものでした。
その一方で、父母は、子どもの学業に対する期待が高いという点では一致しており
そのような父母を喜ばせ、少しでも家庭をうまくまわそうと優等生を演じてきました。
テストでいい点を取る、塾で成績の順位を上げる、偏差値の高い学校に合格する
そのようなとき、父母は共に喜ぶため、家庭を繋ぎとめようと日々頑張ってきました。
しかし、そんな無茶な生活がいつまでも続くわけはなく・・・
高校時代、緊張の糸は突然切れ、私は不登校に陥りました。
せっかく合格した進学校でしたが、不登校が続き、留年してしまったのです。
父母が親として機能している家庭では、
子どもは余計な気をまわすことなく自由に伸び伸びと育つことができるのに
父母の不仲は、子どもである私に家族関係を維持する役割を押し付けていたのです。
おそらく、父母はそのことに気づいていなかったのでしょう。
子どものために、夫婦不仲であっても離婚をせずに何事もないように過ごす、という選択をしたのだと思います。
今だからこそ分かりますが
父母は、回避型のコミュニケーションパターンに陥っていたのでしょう。
そして、回避行動自体が子どものためだと信じていたのかもしれません。
夫婦関係は家庭全体に影響する
父母だって人間ですから、喧嘩することもあれば、機嫌が悪いこともある。
それは当たり前のことです。
しかし、日々の夫婦関係は、確実に家庭全体に影響しています。
それに加え、私の母は、長期間夫婦の問題に悩んできたことで、うつ状態に陥りました。
私の父は、仕事やアルコールに没頭し、家族から逃げるようになりました。
周りからは、仕事に熱心な父、家を守る母、学業優秀な子ども、何も問題のない家庭に見えたかもしれませんが、蓋を開ければ完全に家庭崩壊していたと言っても過言ではありません。
1日の大半を過ごす家庭の問題は、
子どもに影響するだけでなく、自身の精神面にも悪影響を及ぼすのです。
このことから、夫婦や家族の問題を解決することは、その人の人生をより良いものにすることに繋がると考えるようになりました。
私の父母は、離婚することはありませんでしたが、
子どもである私から見て、決して幸せそうではありませんでした。
夫婦や家族の問題に悩む人は、我慢しがちである。
仕事において、たくさんの夫婦に出会うようになると
これまで、家庭内のことを誰にも相談してこなかった人の多さに驚きました。
「初めて気持ちを吐きだしました。」
泣きながら、ため込んできた辛い思いを吐きだす方に幾度も出会いました。
もっと早く、この思いを外に出せていたら、この人はここまで苦しまずに済んだのに・・・
そう思うほど、憔悴しきった方も多かったです。
やはりプライベートのことですから、他人にそう簡単に話せないことが一つの要因でしょう。
周りも家庭内のことを公にしないため、悩んでいるのは自分だけなのではないか、夫婦の問題を抱えているのは恥ずかしいことなのではないか、自分だけが我慢すれば何とかなるのではないか
そのような思いの人も多いと思います。
私も自分の家族のことを人に話したことはありませんでした。
可哀そうと同情されるのが嫌でしたし、外では何の問題もない自分を周囲に見せたいという思いもありました。
しかし、そのように自分だけで抱えることで、発散する場所を失い、最終的には爆発してしまったのだと思います。
夫婦の問題で悩む方たちの中にも、同じような危険性をはらんでいる方が多いのではないでしょうか。
そして、今考えると、私の父母も同じように誰にも相談できず
日々悩みながら過ごしていたのかもしれません。
家庭のために、自分自身のために
未来の家庭のために、自分自身のために
大切なのは、問題を抱え込んで見えなくし、何事もないように振る舞うことではありません。
その時は、自分さえ我慢すれば全てがうまく回ると思うかもしれませんが
長期的な視点から見ると、そのような対処方法はむしろ危険です。
私の例から見ても、幼少期は何とか対処できていたものの、無理を続けることで最終的には自分自身がつぶれてしまいました。
夫婦や家庭に違和感を感じたら、なるべく早い段階でその事実に目を向け、適切な対処をすること。
それが何よりも重要なことであり
自分や家族を大事にすることに繋がるのです。
早い段階であれば、夫婦だけで解決することも可能かもしれません。
夫婦での解決が難しければ、たとえ第三者に家庭内のことを話すことに抵抗があったとしても、外の助けを借りることも選択肢の一つとして検討するべきです。
たった一度きりの人生
後悔のないよう
手遅れになる前に、ご自身や問題に向き合ってください。
その時は、辛く苦しいかもしれません。
しかし、一歩を踏み出す勇気を持てれば、その後の人生に劇的な変化が待っています。
Yuri`s Couple Counselingでは、
あなたの気持ちを思いっきり発散できる環境をご用意してお待ちしております。